「よかったら話しませんか? 私、お母さん待たなくちゃいけなくて」 思わぬ展開に緊張して 恐る恐る彼女の隣に腰を下ろした。 女の子の隣に座るのなんて初めてで 誰かに記念写真を撮ってもらいたい なんて思ってしまった事は 恥ずかしくて絶対言えない。 彼女からは 太陽のような良い香りがした。