「え?」 だって制服着てるのに。 僕なんか制服どころか 外にすらまともに行ったことないのに。 「そんなことないですよ。 少なくとも僕に比べたら。」 「入院、長いんですか?」 彼女の大きな目が 僕の下から上まで 流れるように動いた。