『好きだよ、高宮。

このキモチをどう言葉に表せばいいのかはわからないけど…

俺は、確かに君を愛してる。



どんなに離れていても

傍にいなくても

そのキモチが変わる事はきっとない。




俺は…事情があって少し日本を発つことになった。



だから安心して??



今度はオマエと藤堂の仲をジャマしたりしない。



無理やりオマエを奪ったりしないから、どうか…幸せに。







愛してるよ、高宮――……。

誰よりも何よりも、君を愛してた。




どうか…、どうか幸せに。




春の陽だまりに咲くタンポポのように、いつまでも強くてたくましい、君でいてください。






語りつくせないたくさんの愛を込めて…


桐谷慎』