君を想うとⅢ~True love~



センパイの言いたいことはわかる。

こんな気持ちを抱えながら、不健康な恋愛を続ける意味なんて何処にもない。
やめるならアッサリスッパリやめた方が身の為だ。





そんなこと…わかってるわよ。




だけど…



「それでも…、それでもいいって言ったら??
センパイが誰を好きでも、あたしをどんなに傷つけても構わない。
あたしは…アンタが好きなのよ!!!」



センパイを好きになった時点で
センパイに告白した時点で
あたしは普通の恋愛は諦めた。





センパイはあたしの覚悟をわかっていない。
どれだけ必死にあなたを好きか全くわかってないでしょ。




そのことに苛立った。





「あたしはセンパイを好きなコト、やめるつもりなんてサラサラないから。
恋愛の引き時なんて自分で決めるわよ!!
無理だって言われてもやめろって言われても止まれないんだもん!!仕方ないでしょ!!??」