君を想うとⅢ~True love~



しんちゃんはにっこり笑うと


「おねぇちゃんもいっしょにあそぼ??」


と私を遊びに誘ってくれた。






「え…でも……。」


見ず知らずのオンナが遊んでもいいんだろうか……。


伺うようにお母さんの顔をちらりと見ると


「もしよかったら遊んでやってください。
しん、あなたのこと気に入ってしまったみたいですから。」


そう言って、お母さんはにっこりと微笑んだ。





その言葉を聞いて安心した私は、手に持っていたフラペチーノをベンチに置いて


「うん。じゃぁ一緒に遊んでくれる??しんちゃん。」


と訊ねるとしんちゃんはにっこり笑って


「うん。あそぼうー!!」


私の手をキュっと握った。