君を想うとⅢ~True love~



「秀人。伊織ちゃんのイヤな部分も陰の部分も認められないお前が、どうしてあの子を幸せにできると思う??」






痛い所をサラリと突いてくる祐吾にドキリとして。




「そ…それとコレとは関係ねぇだろっ!!??」






苦し紛れに答えると





「アホか。ないもクソも大アリだっつーの。」






バカにしたような顔をして、祐吾は俺をジッと見つめる。
そしてハァとため息を吐くと





「そんなお前じゃ…伊織ちゃんが可哀想だ。」








こんな暴言を吐き始めた。








「どーいう意味だよ!!今の言葉、撤回しやがれ!!!!」








さすがにイラついた俺は。
ガンとカウンターを殴って、アイツの首元をグッと掴んで






「ムカつく。今のはマジでムカついた!!
謝れ!!祐吾!!!!!!」






火のついた獣のように、アイツに飛びかかると祐吾は俺の挑発には全くのらず。
冷静沈着にこう言いきった。




「悪いけど俺は間違ったコトを言ってるとは思ってねぇよ。
お前は伊織ちゃんに相応しいオトコなんかじゃない。」