「秀人。伊織ちゃんのイヤな部分も陰の部分も認められないお前が、どうしてあの子を幸せにできると思う??」
痛い所をサラリと突いてくる祐吾にドキリとして。
「そ…それとコレとは関係ねぇだろっ!!??」
苦し紛れに答えると
「アホか。ないもクソも大アリだっつーの。」
バカにしたような顔をして、祐吾は俺をジッと見つめる。
そしてハァとため息を吐くと
「そんなお前じゃ…伊織ちゃんが可哀想だ。」
こんな暴言を吐き始めた。
「どーいう意味だよ!!今の言葉、撤回しやがれ!!!!」
さすがにイラついた俺は。
ガンとカウンターを殴って、アイツの首元をグッと掴んで
「ムカつく。今のはマジでムカついた!!
謝れ!!祐吾!!!!!!」
火のついた獣のように、アイツに飛びかかると祐吾は俺の挑発には全くのらず。
冷静沈着にこう言いきった。
「悪いけど俺は間違ったコトを言ってるとは思ってねぇよ。
お前は伊織ちゃんに相応しいオトコなんかじゃない。」



