龍の寝てる横に知らない女が寝てる………
アタシは思わずドアを閉めた……何かの間違いだよね……青ざめていく自分がわかった……わけがわからないアタシは……
ドアをもう一度開けて

「龍…どういうこと……」
アタシの精一杯の言葉だった……

「今頃きたわけ?」

ハッ??どういう事か分からずアタシは部屋を飛び出した!

涙が気がつかない間に流れてた……ただ……アタシはどこに走ってるのかもわからなかった……龍が追いかけて来るって少し期待をもちながら………
でも振り返っても誰もいなかった……
アタシは、かなに電話をかけた……今見た光景を全て話した!かなはすぐにアタシのいる公園まで来た……

「美樹……もう別れな!あいつ最低だよ!これ以上美樹の泣き顔見たくないよ……今すぐ別れな!」

あたしはパニックのまま龍に電話をした……②コールで龍は出た

「何?」
「あのさぁ〜別れよ」
「いいよ」
プツッ プープープー

アタシが切る前に龍に切られた………こんな簡単に別れちゃうんだ……言い訳もしてくれないんだね……アタシは笑いながら泣いた………

その日はかなの家に泊まった。アタシは龍からかかってくるような気がしてチラチラ携帯を見てたけどかかっては来なかった………また一つ恋が終わってしまった……