お兄ちゃんです。


「あ、もしかして・・高原さんと道野原さん??」

近くでみるとすごい美人だ。
健康的に焼けた小麦色の肌もすごくマッチしてる。
笑顔も爽やかで、なんだか色っぽい。

あたしがぼんやり見とれていると、つんと肩を叩かれた。
みちと目が合う。

「ゆうひ??」

「あ、いや。・・っていうかなんであたしたちの名前・・・」

「あ、うちのが高原さんたちと仲良くしてもらってるみたいだから」

うちのって・・・・。

「鮎川くん!?」

「ゆうひっ!!」

今度はどんっと突かれた。
あたしは慌てて口を押さえる。
涼宮さんはあははと笑っていた。

「そうそう!!それ」

「ごめんなさい。あたし・・・」

「そんなの気にしないで!あたしこそびっくりさせてごめんね」

「いやいやいや!!」

みちが大きく手を振った。
いつにもまして、オーバーアクションだ。
初対面だから緊張しているみたい。