屋上は暗い階段とは正反対に、眩しい太陽の光で溢れてる。

私の心とも正反対に空はどこまでも蒼く、雲はふんわりと綿を散らしたみたいに漂っていた。

誰かが来ないように一応カギをかけた。

これで私のプライベート屋上の出来上がり。

やっと人目を気にしなくて済…

む!!

アレぇ?

誰か居る…。

奥の日当たりがいい場所で、大の字に寝転がってるよ。



と、その時強く風が吹いた。

その風は、大の字で寝てる子のスカートを容赦なく、ヒラリとめくった。

あっ

見えちゃった…!