私と彼の恋物語


「おばちゃん
いってきます!!」


「いってらっしゃい。」


いつものように
隣のおばちゃんに
あいさつをして

あたしは事務所に向かった。
あたしの仕事は建築士。
高校の時から夢見ていた
建築の仕事に
大学を卒業し就くことができた。

とは言っても
まだまだ未熟者で
兄貴の事務所で
お世話になっている。