君は、本当に不思議な人だと思う。


一日中、自分の好きなことをして寝る。
何かやっては、寝る。

君は、猫のようだ。

そんな、隣の席の男子高校生は
如月 俊太


「お~いっ 俊ちゃんっ
 お・は・よんっ」

「やめてよ、キモイから。虫唾がはしる。
 吐く。死にそう。
 ってか、何で 俊ちゃん とか呼んでんの
 刺殺してやろうか」

「もぅ~、照れ屋さんなんだからっ
 俊ちゃん、かわゆい~」

「うざいんだけど、死んでくれない?」

さっきから、このやりとり。
毎朝のように、繰り広げられている。


もぅ、ウザすぎて死んでほしいくらいのヤツ
笠根 大気

こいつの、ウザさは世界一だ。
ウザデミー賞をあげたいくらいだ。


二人の、やり取りを見ていると
「あれ、いつからお前いたんだよ?
 まぁ、いいや。
 太陽サンサン、おはようさん♪」

笠根が私がいることに気づいていなかったらしく
チュ○キョーくんの歌で挨拶してきた。


うぜー。何こいつ、超ウザいんですけど。
如月の言ったこと、よくわかるわー。
刺殺してー。
早く、死なないかなー。
そうだっ、如月と組んで笠根を・・・・・
ガハハハハハっ


良からぬことを考えているのは私
朔麻 皓


「本当だ、いたんだ朔麻。
 おはよ。」




あんたも、刺し殺そうか、オイ