二人に突っ込まれてマリアがうなだれた。 「ゴメン…」 そんなマリアに悟は素っ気ない。 「あの男に乗り換えんの?」 「え、ただの浮気やねんけど?」 憮然とした悟の問いに、悪びれずにそう答えるマリアを見て、藍とユキがギョッとする。 (何その言い方? 喧嘩売ってるん?) 「だって、そういうことを訊きたいんならサッサと訊けばええやん。 それを三日も無視されて避けられて、こういうネチネチした感じウチ嫌いやもん」 「マリアには…」 悟がマリアをじっと見据えた。