「何が?」 「…男子」 「そう?」 「うん」 「怖い?」 コクと藍は頷いた。 「…やっぱ男の子…怖い」 消え入りそうな声で藍が言った。 「普段は平気やねんけど、何かの拍子で男子と体が引っ付いたり、横で大声出されたりするとビクッてなる」 「うん」 「また息が苦しくなるんちゃうかって思うと、余計ドキドキしてきて…」 俯く藍の頭をレイコさんが撫でる。 「ええやん、別に」