(わ…) 一体どうして自分はこんなにも悟に感情移入してしまうのだろう…と藍は思う。 気持ちが制御不可になって、来ない相手を雨の中待ち続けてしまう悟。 今、昂りを抑え切れずにマリアを求める濡れた悟の横顔…。 見ているだけで胸が一杯になって、藍は涙がこぼれそうだった。 (よかったな、悟。待ってた甲斐があったやん)