「カッコイイやろな悟、今度マリアと一緒に見に行こっかな、卓球部」
「あかんあかん。サッカーとちゃうで、俺らの部はギャラリーとかおらんねん。
恥ずいから絶対にあかん」
「マリアに見られたら緊張してミスる?」
「それもあるけど、メッチャうるさいやろ? 自分ら来たら」
「あははは、ようわかってる」
「やろ?」
悟の表情がやっと柔らいだ。
「レッスン何時から?」
「2時」
「えっ、早よ行かな遅れるで。てか、飯奢ってもらっとったら完全に遅れとったやん、藍」
「ああ、うん。…今までサボったことなかったから、たまにはいいかなと思って」
「アカンやん、そんなん。はよ行け」



