真っ直ぐに、悟の目が藍を捉える。 「?」 「…俺が守る」 「え…?」 「藍は俺が守る」 「悟?」 「そんな石に任せてられるか」 大真面目に悟がそう言ったので、藍は思わず笑ってしまった。 「あはは、普通の石とちゃうよ。パワーストーンやねんから」 「は? それ300円やぞ」 呆れたように悟が言った。 そのあと気まずいような照れ臭いような空気が流れて、二人は何だか黙ってしまう。 (今、悟…『俺が守る』って言ってくれた) 幸せな気持ちがふんわりと、藍の胸に広がっていく…