「なぁ悟?」 「ん」 「いつになったら藍を救ってくれるんよ」 「え?」 「待ってるねんけど、ウチら」 悟は体ごと向き直り、マリアを真っ直ぐに見た。 「俺、今頑張ってるから。ちゃんと藍を守れるように強くなろうって、ずっと思ってる」 真剣な悟の言葉にマリアは溜息をつく。 「あーあー、そんなん言うてるからあかんねん、あんたは」 「え、何が?」 「そんなんいらんねん。あんたの売りは未完成なとこ! 今のままでええから早くして」