「やっぱ荒療治やったんやろか、こういうの」 マリアがポツンと呟いた。 「でもそんなん言うてたら、いつまでたっても藍はつらいまんまやもん」 ユキがしょんぼりとする。 「藍は?」 彼女がいないことに気が付いて、悟が訊きに来た。 「過呼吸になりそうで保健室へ行ったよ」 「えっ」 「アンタが前にエロいことしたから、思い出して気持ち悪くなったんやからな」 ユキは涙ぐんでいる。 「…ゴメン」 素直にうなだれた悟を見て、マリアが言った。