「髪…切ったんやな」 コロンと、藍が彼のバケツにボールを転がしたとき、悟は言った。 「へへ、切り過ぎた」 思わず照れて笑った藍の笑顔に、悟の頬が一層上気する。 「あ、いや、凄い似合ってる。めっちゃ可愛い……です」 藍が目を丸くし、それから笑い出した。 「あはは、何の敬語? それ」 横にいたマリアもユキも爆笑する。 「久々に喋るからちょっとかしこまっただけやろ。てか何でおんねん、皆して」 悟は赤くなって口を尖らせた。 久し振りの四人の会話だった。