「で、どうなんあの子? バージンってやっぱええの?」 楡崎達の下劣な会話はだんだんと藍の体のことにまで及び そんな言葉を一言たりとも藍の耳には入れたくなくて… 悟は懸命に彼女の耳を押さえ、抱き締める腕に力を込めた。 それでも藍には漏れ聞こえてしまうらしく、彼らの口から卑猥な言葉が上がるたびに、藍が身を固くするのを悟は感じていた。 しばらくして楡崎の携帯が鳴った。 別行動のグループから女の子をゲットしたので合流しようという連絡を受けたようで、彼らは意気揚々と人込みへと消えて行った。