「え、ウチ?」 「そうやよ、『死ね』とか言うたもん」 「はは、言うたっけ?」 「あの言いつけもきちんと守ってるしな。藍の視界に入るなってやつ」 「ああ、食堂とかで遭遇しそうになると、いつも悟はスッと消えるもんな。 あの子はあの子なりに気を遣っているわけや」 「うん…」 それからマリアは何かを思い出したように「あ」と声を発した。 「変な目撃情報があるねん」 「何それ?」