「大体あんたらどこで知り合うたん? 接点ないやろ」
「ホンマや、お互いにどこを好きになった訳?」
二人の質問にマリアが晴れやかに笑った。
「先週一人で帰る途中、駅前の中華料理店の前で卓球部の子らに会うてん。
クラスに岡本っておるやろ、あの子が奢ったるから一緒に食うかって訊くから」
「ええな、美人は」
「ほんまや」
「で、ナイスなタイミングやったから一緒に店に入ってんよ」
「え、卓球部、練習帰りやったん?」
「うん」
「何でそんな時間にマリア一人で帰っとったんよ?」
「ああ、城島の練習終わるの待ってびっくりさせたろと思ってたんやけど、感じ悪い子らが睨んで来るから何か面倒臭くなって…
てか楽しないやろ、そういうの。
あほくさなって一人で先に帰ったんよ、あんとき」



