この涙が落ちるとき






皆ヤル気がない中、一際目立つ連中がいた。


「谷島パス!」


「谷島っつうな!へい、阿原パス」


「返すな!谷島、パス」


「おいクソ阿原~~!」


「ふん、っだ」


「阿原パス」


「もう、ほんっとしつこいわね!クソバカ谷島、パス!」


「なんだそ、りゃ!」


ポシュッ…


最後のりゃ!と同時にシュートを決められた。


もうお分かりだろうか?


一際目立つ連中とは、阿原さんと渉だ。


しかも、口喧嘩しながらなのに、めちゃめちゃうまい。