「菜花……」 ではなく、姉ちゃんがいた。 「そうだよねー。菜花の方が可愛いもんねー。どうせ私の方が可愛くないもんねー」 すねた。 すねたよこの人。 ってか、隣に谷島さんいるし。 「渉…。安土さんの弟に手出したの?ダメだろ」 手出されてませんが…。 「桃さんの弟って知んなかったんだよ」 いや、知ってたほうが、俺は手出されてたと思うけど。 「なんで。こんな珍しい名字なのに一緒ってことは、姉弟しか限らないじゃん」 うん、それはないよね。