この涙が落ちるとき






「うーん、俺の好きなタイプは…」


そんなとき、恵美の顔が浮かんだ。


なんで出てきた?


「元気な子かな。あと、俺のこと老け顔って思ってない子」


ま、こんなカンジだろ。


そしたら、女子のリーダーらしき語尾を伸ばす女が俺の手に自分の手を重ねてきた。


「じゃあぁ、私はぁ、安土くんのぉ、彼氏になれるかなぁ?」


なれないなれない。


君みたいな人こっちからお断りです。


でもここは、あえてソフトに…


「俺、ブサイクだし、頭悪いし…いいとこないから、付き合っても良いことなんてないよ」


うん、我ながらへこむ。