この涙が落ちるとき






ってか


「なんで会話してんの!?俺喋ってないよねぇ!?」


“オタクは人の心の声が聞こえるのよ”


「んなバカな!!っつか、なんか声が聞こえんだけど…」


“あ、その声私の声よ”


「はぁ?今度はなんでお前の声が聞こえんだよ」


“だって私。オ、タ、クだし?”


「なんだよオ、タ、クって…。あ、」


“な、なに…”


「お宅にオタクはいますか?」


“…………ぷっ”


「くっだらなーい!!なにそれ、あはははははっ」


「阿原さん、声に出ちゃってますけど」


「いいわよ。どうせオタクの声は聞こえちゃうんだから」


「だからそんなこと…」


……あったか。