この涙が落ちるとき






家。


「おい、なに皆に言ってんだよ菜花!」


「えぇ~?だってウケたんだも~ん」


「だからといって、言っていいことと悪いことがあるだろ!」


「ねぇ緑。あれは良いことだよ?君は一躍人気者になれたじゃないか」


「あぁ、変な意味でな」


「……ほら、照れない照れない」


「っつかさ、昨日家に帰んないはずじゃなかったのかよ?」


「いや、こっちの方がおもしそうだったから」


今、菜花はやっぱり悪魔だと思った。