この涙が落ちるとき






家。


「あははははは。ほんっと、まじウケんの!!緑が女の子に囲まれてさぁ…あはははははっ!!」


家までこんなこと言われる俺、可哀想じゃありません?


「よかったね、緑。モテモテで」


旅行から帰ってきた姉ちゃんがいう。


おいおい姉ちゃん…。君までなんてこと言うんだい。


皆は、ただ俺が老け顔だから珍しいだけだよ…。


「緑くん、男子にもモテモテで。よかったねぇ」


「何を言う中野恵美!!俺はそっち系には興味ねぇぞ!!」