ハッピーエンド



圭に私のオムライスを食べてもらえて、美味しいって言ってもらえるのは、たしかに嬉しいはずなのに。

私はそれ以上を望んでるのだ。


圭のとなりを、幼馴染みとしてじゃなくて、彼女として歩きたい。

彼女として、オムライスを作って、圭に食べさせてあげたい。美味しいと言ってもらいたい。




…恋は、私は、欲張りだ。


想っているだけなんて、満足出来ない。幼馴染みとしてでもいいから傍にいられれば良いなんて、本当は思ってない。

圭を手に入れたい。圭はモノじゃないけど、私のモノにしたいの。『この人は私のモノなの』って主張したいの。…昔見た、圭の彼女のように。


私を“妹”としてじゃなくて、ひとりの“女の子”として好きになってもらいたいんだよ。