「誰が?」 「っ! お、起きっ?!」 「ん、今起きた。『バカ』って声で。 …で?誰がバカだって?」 「そんなこと言ってないよ、…あ、オムライスできたよ!」 「……」 「ほら、冷めちゃうから早く」 「…奈都の手料理に免じて、バカ発言は見逃してやる」 不満そうな顔をしながらも、圭は立ち上がって食卓の方へ歩いていった。 …び、びっくりした。