なんで私はもっと早く生まれなかったのかな。
先生と生徒じゃなくて、生徒と生徒で出会いたかったよ。

ねえ、森山先生?
私ずっと森山先生といたいから、我慢するね。
だから“特別な生徒“でいさせてね。

好きだって伝えないよ。
辛いけど、悲しいけど絶対に大丈夫だから。
泣かないって決めたもん。

先生と生徒の境界線、越えないようにするから、森山先生もあんまり私に優しくし過ぎないでよ!

勉強と恋愛は一緒なんだよね。
頑張ったら頑張ったぶん結果になるよね。

私が先生と近づけないで頑張ったぶん、卒業式の日に全部幸せとして返ってくるかな。

卒業式まで、私を離さないでいてね。