切ない純愛崩れ

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音を立てずに落ちる雫は景色から色味を奪い、分厚い雲が天井となるから時間が分からない世界を演出させる。


親友の結衣を好きなのに大塚を想うと大嫌い。

アタシを見て、アタシだけを見て、そんな欲張りな感情。

木枯らしが吹き葉を落とす季節に馴染みたいのか、最近の私は感傷的になりすぎたのかもしれない。


こういう時は買い物をしてスッキリ気分転換をしようと思った。


  、かわい

アタシを買ってくれと誘ってくるのは、

ジェリービーンズみたいに色とりどり、宝石みたいにキラキラ光る小さな粒。

眺めているだけで心が華やかになる。