私とメールをしていたのに、結衣が携帯電話を弄るイコール彼氏と連絡をとっていると認識される不思議。
つまり、それだけ皆に二人の恋愛の行き先を意識されているということだ。
結衣と近藤君は私たちの憧れで、全校生徒公認なスタンスは青春を妄想する彼氏彼女像そのもの。
そしてまた、
「センセ、つまり服コにサボり反逆者が!」――お調子者の男子によるおちょくりと、
「連帯責任。メール相手の近藤を叱りに行こうか?」――白々しい演技をしてみせる先生の掛け合いも幼くて綺麗。
こういう雰囲気に似合う単語、茶化す・野次・イジる、親しみに溢れた貴重な青春臭さが好きだ。
制服を着ている時代にしか体感できないこの空気が分かるだろうか?



