我が儘な自分は同性相手に切なくなる――だって私が結衣と一緒にクリスマスプレゼントを選びたかった。 一番に頼ってほしいのに、どうしても一番にはなれない。 冷たい風に吹きさらしにされ、壊れた心は人を怒らせる天才。 「愛美って――――だよね」 笑顔でぶつけた言葉を耳にした親友は一瞬眉を難しそうに寄せ、 流れる景色に輪郭が溶け込んでいった。 昼に結衣を近藤君を市井君を大塚を傷付けて夜に愛美を傷付ける天才は私。 きらきら輝くツリーを壊すのは誰? …‥