切ない純愛崩れ





振り向いたお姫様が親しみこめて花咲き誇る美しさで微笑んで、私も真似して笑ってみせた。

いつかきれいな笑顔を見せられる人になりたい、だったら心をまず豊かにしよう。

今の私はあまりに夢がなさすぎる、可愛くなってみよう。

もう大丈夫、あの子の手にとまれば小鳥はきっと歌を奏でられる。



柔らかな光が心から陰を消し去ったなら――……