切ない純愛崩れ


心を落ち着かせば簡単、あの子の外見以外に魅力を感じたから私は親友をしてきたのでしょう?


面白くて冗談ばかり、その癖いざという時は頼りたくなる存在で、気配りができるのにアピールしてこない彼女に憧れていた。

友達になりたい!――そう思ったのは誰?

大好きな親友には、いかなる時も幸せであってほしいじゃないか。

むしろ、親友を笑顔にする役割は彼氏よりも自分でありたいじゃないか。


あの子が好きな人と多幸そうに笑っていたから、あんな風になりたいと片思いの励みになっていたのでしょう?


小崎里緒菜は田上結衣が大好き、それでいいじゃないか。

あの子と仲良くする毎日に私は幸せだったんでしょう?

嫌いになって何か未来へプラスに働く訳でもないのに、あまりに馬鹿でしょう。


幸せなんて言葉が大袈裟過ぎてリアリティがないけれど、確かに幸せだったしこれからも結衣とゆるく女子高生をするなら幸せじゃないか。