「計画しよ、皆の予定確かめたらまたメールするから」
風のままに泳ぐ雲は薄くて、指輪が入った紙袋の色に青を加えた空が少し透けて見える。
流れるままに消える風は捕まえることができやしない。
嫌いになれたら楽なのに、好きを終わらせられない私は愚かでしかないといい加減認めるしかなかった。
女子高生レベルでは完璧と定評ある笑顔を残し、じゃあねと言って席に着いた。
机へと俯せになれば、教室から隔離されているような気になれるから現実逃避には持ってこいだ。
嫌なことを避けると、自慢の髪の毛が不規則に広がった。
背中に注がれる日の光りが柔らかくて、ブレザー越しに浸みる優しさに虚しくなる。
結衣を真似して伸ばした髪はパートナーが居ないから踊れない。
…………。
もう、やだ
……やだなぁ、



