大塚を見つめているのか睨んでいるのか自分でも判断つかない。
必死だった、やっぱり彼女になりたくて恋人になりたくて付き合いたくて、何より結衣を想う以上に私を好きになってほしかった。
「皆、……来るんだ」
限定二十個の美味しいケーキを頬張った時のように満ち足りた表情になる大塚――……あんまりじゃないか。
彼ときたら、どこまで私を蔑ろにし傷付たなら気が済むのやら。
“皆”に私や愛美は含まれていなくて、皆イコール結衣の癖に。
結衣のことしか考えていやしない癖に。
どうして私の好きを分かってくれないのだろうか。



