切ない純愛崩れ


結衣が居なければ良いのにと思った。
結衣なんか消えちゃえば良いのにと思った。

でも、彼女が居なくなったからといって大塚が私を好きになる訳ではないのだ。

分かっている、そんなこと嫌というほど分かっている。


自分に足りない部分があるのに、八つ当たりもいいとこだし、

そもそもむやみに他人へ苛立ちをぶつける可哀相な女にはなりたくはない。

そう、私はポップでキュートな女子高生らしくありたいから、

ライバル女に素っ頓狂なイジワルをする古典的なビッチに豹変したりなんかしない。

だからといって、今のように切ない切ない切ないと喚き、

自己顕示欲な構ってちゃん悲劇のヒロインごっこがしたい訳ではない。


じゃあ、私はどうしたらいい?

一体私は何がしたいのだろう、自分のことなのによく分からない。