ありがとう

「俺、親父と元々仲良くなかったんだ…
で、初めての相談をしたんだ。
最初で最後の頼み事だった。」
「うん…」
「俺、先輩と付き合う前に初カノが居たんだ。
夏…彼女がレイプされた・・・」
実は悔しそうに話している。
辛かったよね…
「ゴムつけねーでヤられたみてーでよ…
子供できちまったんだ…
あっちの家に行った時あるし、
顔知られてるから、俺の子だと思われた。
親父には殴られるし、彼女も変わっちまった。」
もしかして……
「自分を責めてるの??」
ねえ?実… 実が悪いわけじゃないじゃん…
「ああ、俺がデートに遅れなきゃ良かったんだ。
俺、待ち合わせに遅れてよ…
電話しよーかと思ったけど
充電なくなりそうだから電源落としたんだ。
何件も電話とメールきてんのによ…
最低だろ・・・。
で、あいつがいないから携帯の電源つけた。
メールめっちゃきててよ…
見たら俺は携帯落としそうになった。」