「そうだっ!」
それからも俺と鈴原はよく喋るようになった。
いつもごく普通の話。
どこのどいつでも話してそうな、そんな軽い話。
でも、俺的にはかなり楽しい時間だった。
そして、ある日、鈴原からの提案が出た。
「今度さ、一緒に南くんのお見舞い行って良い!?」
「え?良いと思うけど…」
「じゃあ、待ち合わせして一緒に行こうよ!!」
「…わかった」
そして、日曜日の午後二時。
俺たちは公園で待ち合わせして一緒に行く事になった。
そんなに弘樹の見舞い行きたいのか?
なんて疑問に思いながらも、まぁいっか。なんて軽く思ってた。

