『K』

『。。あっん?マユぢゃん』
優太は私の顔を見るなりびっくりもせず普通にしている。

トシは慌てて女の子の手を離す。。

そしてキャバ嬢が言った。。

『優太の知り合い?』

『普通に彼女だけど?』
私はその女をにらみつけた。。

『はぁ?優太~彼女いないって言ってたぢゃ~ん嘘なのぉ~?』
優太にべったりくっつき甘える。。キャバ嬢

『あ~元カノ!!』

嘘でしょ。。。。

『元カノって何。。?』

『何がって、俺達別れたべ?』

優太は昨日のことなんてまったく覚えてなかった。。

私が一人、舞い上がっていたの??(泣)

そして優太はそのままキャバ嬢達と歩いて行った。。。

『。。ひどいょ(泣)』

アミもトシもそんな私を遠くから何も言えずに見つめる。

もし今ここに穴があったら入りたい。。

優太と手を繋ぎ歩くキャバ嬢が軽く後ろを振り向き、私を見て笑った。。。

(。。。やめてょ。。。優太は私のなの。。。泣)