俺はあんな事言っちゃったし、もう後には戻れない。 応援団をどうにかするのは、今後の学校生活の中心になっていくだろう。 多分。 湯舟に浸かりながら俺は、自分の襟足を触った。 濡れた髪が首に張り付いてくすぐったかったんだけど、その時俺の指は出っ張ったものに触れた。 『オレ達、同じところにほくろがあるんだな』 「いいいいいっ!!!」 「どうしたの!?」