「ははは、入ってみます‥‥」
「やったー!」
一人雨の中騒がしく跳びはねている真白を尻目に、俺の心は悲しいような嬉しいような気持ちになっていた‥‥‥‥―――――――――
早速、俺は応援団に入ることになった。
コンプレックスはあるものの、タイコだけなら大丈夫だろうという考えも浮かんで来ていて、結局は学ラン作りなど楽しんで行っていた。
真白は前で手を振る隊長の様なモノ(正式名称は知らない)をやり、
俺は真白の言う通り、後ろでタイコを叩くことになった。
でもやっぱり、人数が足りなさすぎるんだな、これが。
