応援団に入りたくないわけじゃない。 タイコも叩いてみたい。 でも、俺‥‥‥ 心の中で、コンプレックスと欲望が戦っていた。 絶対俺は、9:1の確率でコンプレックスが勝つと思ってたのに。 なぜだろう。 真白の輝いた目を見てしまったら、あっさり折れてしまったのだ。 その、コンプレックスが‥‥。