運動会の練習中。 うちと莉穂で白線をひいてた。 うん。そこまでは覚えてる。 そこに直哉が友達と遊んで投げてたボールが頭に直撃。 そのまま倒れて運ばれたらしい。 で、ボールを投げた本人が直哉。 先生に怒られてうちが心配で、つきそってくれてたんだって 「そうなんだー」 「まじごめん。大丈夫?」 「大丈夫だよ」 「そう?よかったー」 「送ってくよ。自転車かりたから後ろのってきな」 「いや大丈夫。一人で帰れるから」 起き上がろうとするとやっぱり、体がゆうことを聞かない。 .