次の日
私はいつものように大輔と下校をした。
そして大輔と別れ、ひとり歩いていた。

「ねぇあなたが柳瀬美穂さん?」
「はい・・・そうですけど?」

話しかけてきたのは先生と同じ年くらいの女の人。
最初に思ったことは、可愛い。
大人な可愛さの中に、守ってあげたいオーラがあって引き込まれそうだった。