彼女である有紗が来たときも柳瀬はぐっすりと眠っていた。
有紗がキスをねだってきたとき、戸惑った。
今までどんな場所でもキスしてきたのに・・・。
今は柳瀬に俺たちのキスを見られるのが嫌だった。

「いいでしょ?」

と可愛くいう有紗に俺は柳瀬が寝息を立てているのを確認してからキスをした。