「そういや昔深井に言われたっけ『私が20歳になっても結婚してなければ私が結婚してあげますよ』って。はは、なんとか深井が20歳になるまでには結婚できそうだよ」
ああ、そんな約束さえ覚えていてくれたのに。どうして、
「深井、どうかしたか?」
「そんな、笑えないよ…」
ボロボロボロボロと涙が頬を伝う。
「私、本気でした。ううん、今でも本気です…。私、先生と結婚したい…!」
いきなり結婚したいなんて、先生引いてるよね。でもこれが私の本心だった。
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