あたしをふわりと

抱きしめて

「うんと……
し…しんぱいなんだよ!」

あたしの顔を強引に

手で隠してそう言われた。

…………//////////

心臓がバクバクいってる。

涼にも聞こえちゃうっ…

「…………ッ……

だから俺にはなせ。」

手をはなした涼は

あたしの目を

真っ直ぐ見てそういった。